‼️注意:前回に引き続きR-18 BLゲームの日記です。 ネタバレもある! 苦手な方やこれから遊びたい方はブラウザバック!

前回のタイトルに対して、「”色々なことから救われて喜びや幸福感に包まれること”を表す四字熟語を教えてください」ってGeminiに聞いたら「歓天喜地」って言葉を教えてくれた。

そんなlesson後半のプレイ日記


芳野の突然のタヒのあとタイトル画面が変わって、芳野視点のストーリーが始まった。

内容的にはこれまでの健人視点のストーリーをそのまま芳野の目線でなぞるだけなんだけど…

健人が芳野に助けられてどんどん前向きになっていった裏で芳野は美咲(奥さん)との思い出やあったはずの未来のことを思ってたり、まだ大人になりきれてない健人とそういう関係になってしまった挙句に半ば無理矢理健人に対してそういう行為を仕掛けてしまった罪悪感とか自己嫌悪に襲われてたっていうギャップがあって、全然違った感じで読めるのがすごい

健人のことは許せないけど死んで欲しいわけじゃないとか、愛する人を奪われる悲しみを分からせるための教育だけど健人が知識を吸収して成長していくのを純粋に楽しんでもいるみたいな、ただ淡々と復讐に徹することができない複雑さが人間臭くて良いんだ…


エンドC:未だ明けず

健人とそういう関係になるきっかけのシーンで芳野がその作戦(自分自身が健人の愛する人になる)に踏み切るかどうかの選択肢が出るんだけど、やめておくを選んだら唐突に数年経ってエンディングに突入した。

めちゃくちゃ良いエンディングだった… このゲームのエンディングの中で一番好き

健人が美咲を死なせたきっかけになったっていう勘違いは残ってしまうんだけど、そのうえで芳野が健人の幸せとその後の穏やかな人生を願えるようになった / 健人も芳野にそう思わせるほどに成長したっていうのが ある意味誤解が解けて全部丸くおさまるトゥルーエンドよりも尊いし、その上でお別れになってしまうのが切なすぎる…

大団円ハッピーエンドではないけど温かさがあって、バッドエンドではないけどほんのり悲しいみたいな絶妙な感じが好き。

あと、ちょっと髪切った芳野が男前すぎて良きです


…エンディングを見た後選択肢に戻って健人と関係を持つルートに進んだ。

芳 野 啓 史 が エ 口 す ぎ る

健人視点の時に芳野の工ロ大魔神っぷりは誰かに仕込まれたものだ!とか邪推してたんだけど結局特にそんなことはなく、芳野曰く「男30年の性生活」の賜物とのことだった。 それはそれでけしからん

序盤とか割と容赦なく健人のこと攻めてるんだけど、結構明確にいじめてやる的な意思を持ってやってたのが分かったり、芳野も若い頃は人並みに旺盛でそっち方面にも知識欲は向いてたんだろうなって思えるところが見え隠れしてるのが良い…
芳野啓史という男 奥が深すぎる


エンドD:妻への供物

健人視点の時本当に唐突だったから何で!?って思ってたんだけどそうか…美咲の命日…

芳野、事前情報〜序盤までは感情が読めない淡々とした印象だったんだけど全然そんなことなくて、健人と過ごしながら美咲と過ごすはずだった未来を思ったり、健人を騙し続ける罪悪感を1人で抱え込んだり、覚悟して始めた復讐なのにいざ死ぬとなると恐怖で躊躇ってしまったり…
内面に色々なものを抱え込みすぎている そりゃ疲れるよ

健人にとっては単純に自分のことを助けて色んなことを教えてくれた恩人なんだけど、芳野の方は最後の最後まで美咲のことを一途に想い続けていて、そっちの方へ行ってしまったっていうのが切なくて良い〜〜〜〜
トゥルーエンド以外の全ルート切ない!!!!!!

かといって健人のことをただ放り出していくんじゃなく、遺書の中ではっきりと「俺を殺したのはお前だ」って突きつけつつもその後に頼るべきところも考えてあって、最後の一言が「すまなかった」なのが芳野の全てすぎて好き


エンドE:結末の先へ

妻を恨んでいるって言い方はちょっと強すぎる感じがするんだけど、要は何で自分に何の相談もせず、助けも求めずに死んでしまったんだっていうことなんだろうな…

健人父との対峙の時 ついに「一緒に行く」選択肢が出てざわついたけどやっぱり芳野のガードは固くて、これで健人父によるレ!の可能性は完全に断たれた。お疲れ様でした

健人に対する誤解が解けて芳野が居なくなってしまった後、「捨てられた」って感情に囚われて自棄になるんじゃなくて、冷静に芳野の立場とか自分はどうしたくてそのために何をすべきかを考えられてるの、成長が見えて良いな〜

芳野はもう会わないつもりだったんだろうけど、自分の教育の結果健人に発見されるの皮肉感があって良い
(この感じだと未だ明けずエンドでも健人は芳野のこと見つけるんじゃないか… いやでもこのルートでの「ちゃんと話がしたい」みたいな強い動機が無いってことなのかな)

無事再会して、美咲の死のきっかけになった事件の真犯人も見つけて、大団円トゥルーハッピーエンド。
(健人父の部屋でずっと会話してるの肝が冷えた。 証拠回収したらとっとと撤収しろ!!)

スタッフコメントでディレクターの雨宮さんが言ってたことなんだけど、1作目から10年以上経ってやっとちゃんとくっつく可能性が高いCPが生まれてるの草なんだ
(Lkyt.もくっついてるといえばくっついてるけど…ウッ)


正直BLとはすっかりご無沙汰になってたし、事前情報からあんまり萌えの波動を感じなくて今作ちゃんと楽しめるかな〜とか思ってたんだけど、全くの杞憂だった…

何なら工口シーンなんてなくても楽しめそうな勢いで良いシナリオなのに(実際工ロに発展しなかったルートのエンディングがめちゃくちゃ刺さったし…)、それでいてそういうシーンも抜かりないのどうなってるんだ


…スタッフコメントを見るまでがparadeのゲーム!!!!!

今回も雨宮Dのやりたいことを盛り込んだ内容になってたらしくてニヤけた。
こういう癖(ヘキ)とか出来事があってこんな話になったんです!みたいなエピソードが語られてるのが毎回読んでて楽しい

ジャンルとしてはBLではあるんだけど、2人の関係性に魅力を感じられればそれが必ずしも愛である必要はないみたいなスタンスがめちゃくちゃ好きなんだよな〜
それがあるからこそエンドCとかDみたいな、 何かしらの形で離れ離れになってしまうエンディングも、2人の結末の1つとして割とスッと受け入れられる?のかもしれない???

ショッキングなシーンが含まれてることに対して「傷つく人がいるかも」「ご自愛ください」みたいなことを言いながらしっかりぶっ込んでくるところも通常運転で良かった。

本当にparadeがBLゲームを作ってる世界に生まれられて良かった……
これからもparadeのシナリオに登場人物共々苦しめられたい。
次回作も楽しみ!!!!